先日、展覧会に行ったら、会場前に長い長い行列ができていました。
初夏の太陽照りつける屋外に3時間、しかもひとり。
結構げんなりしてきます。さて、もしあなただったら、一体何を持って行きますか。
以下、わたしが考えた、「展覧会の行列における必要最低限の装備リスト」を勝手に紹介します。
①リュック
荷物は両肩に均等にかかっていたほうが楽です。
物が取り出しやすいよう、また周りの人の迷惑にならないよう、
カンガルーのように前がけにしておきましょう。
②日傘
雨の日だったらもちろん雨傘でしょう。直射日光を浴びすぎると体力を消耗します。
目的は展覧会を見ることなので、その前に体力を使い果たしてはいけません。
ただし、傘も周りの迷惑になることがあるので、人に当てないよう注意し、日陰に
入ったらこまめに閉じるなどして気を配りましょう。
③水筒
こういう時、倒れて緊急搬送される人が実際少なくありません。
無理はせず、水分をきちんと補給しましょう。
④上着
脱ぎ着しやすいもの。日傘をさせない場所では、カーディガンを
頭から被って、日差しを防ぐこともできます。
⑤文庫本
スマートフォンをいじってもいいけれど、わたし個人の感想としては3時間
見続けるのは目が辛い。片手間に読める軽めの本が一冊あったほうが退屈しなくて良いです。
⑥折れない心
行列のフラストレーションをうまくコントロールすることが大切です。
繰り返しになりますが、目的は展覧会を見ることですから、なるべく体力的にも
精神的にも万全のコンディションで臨みたい。
周りの人に「こんなに並んでまで見たいわけ?ミーハーだなあ」などとイライラしては
いけません。そういう自分も並んでますよ!冷静になりましょう。
さて、以上はわたしが実際に持って行って、非常に重宝したものです。
補足するなら、列に並びながらちょっとずつ歩かなくてはならないので、
動きやすい服装や靴は必須だと思います。
あとは、途中でおにぎりやお菓子を食べる人もいるだろうし、本のかわりに
クロスワードパズルを持っていく人もいるかもしれません。
いずれにしても、「どうすれば行列を快適に過ごせるか、何を持っていくか」を考えるのは
「無人島に何を持っていくか」を不真面目に考えるのに似ていて、ちょっと楽しい。
やっと見られた展示本体もさることながら、行列が印象的な1日でした。
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