またしても小学生の頃のはなし。
体育館で、数人の友人が床に這いつくばって何かを
探していました。
何を探しているのか尋ねると、めがねのネジとのこと。
めがねをよく見ると、レンズを枠に固定したり、枠とツル
(耳にかける部分)を固定したりするのに、非常に小さな
ネジが使われているのがわかります。
これがゆるんで落ちてしまったとすれば大問題。
しかも、よりによって、落とした場所が球技の授業中の体育館
というのだから、難易度はもはや藁の中から針を探すようなもの!
見つかるかなあと思いつつしゃがんだその時、1mほど先、
床のラインのすぐわきに、小さな黒い点を見つけました。
果たして、それは3mmほどの黒いネジで、わたしはものの10秒で
発見してしまったのでした。
友人に随分感謝されたのを覚えています。
日頃は文房具や、書類や、初めて行くお店など、目の前にあるのに
ないないと騒いでよくまわりに迷惑をかけています。
が、この時ばかりは神がかっていたと言うほかありません。
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