かく

世は受験シーズン。

わたしも、試験前は追い込みをしていたなあと思い出します。

 

ところで、効率の良い勉強の仕方というのは、人それぞれかなり異なって

いるようです。

 

先生の話を聞いていればほとんど理解できてしまう人。

文章を音読するとよく覚えられる人。

教科書にマーカーで線を引く人。

ハードロックを聴きながらでないと集中できない人。

昔の少女漫画で、父親のタバコをくすねて試験勉強する

シーンもありました(これは未成年者喫煙でアウトです!)。

とにかく、聞いただけでも様々です。

 

わたしの場合の学習法は、「書く」ことでした。

裏紙とかわら半紙とか、いらない紙に覚えたい単語をめいっぱい

書いていくのです。

あとで見直すことはないので、整然と書く必要はありません。

書きつぶしたら捨てていきます。

手で書くことで脳を刺激し、なんとなく記憶が定着する気が

するのでした。

 

暗記に限らず、何か考えたりその考えをまとめたりするとき、

紙に書き出すことにしています。

頭の中でごちゃごちゃと散らかっていたものごとを、さらに紙の上に

ごちゃごちゃと散らかすのですが、頭の中だけで考えるよりも

客観的になれる気がします。

 

これはきっと、「描く」行為にもつながっているのでしょう。