意外なもの

①子どもの足

車の販売店には、よく、子どものプレイスペースが用意されていますよね。

パステルカラーの人工皮のキューブみたいなもので囲われて、絵本やおもちゃが置いてある

一角。

通りを歩いているとき、ガラス越しに、このキューブからにょきにょきと足が生えているのが見えて、

ああ、中で子どもがひっくり返っているんだなとすぐにわかったけれど、わかるまでは少し

びっくりした。

 

②ひげをそる人

問題はそっている場所で、駅前のスーパーの入り口でした。

びーんという音が聞こえるので見てみると、男性がひとり、電動ひげそりをあごのあたりに

当てて立っていました。

ちょっと近所に買い物に来たんだよという風情ですが、ひげそりの他は何も持っていない

ようでした。

待ち合わせで人に会う前に、今どうしてもここでひげをそらねばならぬ、などといった

事情があったのでしょうか。

遅刻すれすれでひげそりだけ持って家を飛び出してしまったんでしょうか。

でも、あまり切迫した気配は感じられませんでした。

単に外でひげをそると気持ちいのかな、と思いました(経験がないのでわからない)。

 

③夕立のあとの虹

少しの間出てきて、すぐ消えました。